フィオレストーンの特徴
天然石の風合のままに、自然素材の欠点を克服。
フィオレストーンは、93%が天然の水晶から成り、残りの成分はポリエステル樹脂、顔料などからできています。天然石の風合いを持ちながら、自然素材の欠点であるもろさや汚れのしみこみを克服しています。水晶が持つ独特の立体感と手触り、質感、光沢……。この素材には、アクリル系人工大理石では出せない魅力があります。今、世界中のデザイナー、設計者たちから注目されている素材です。
組成 ※重量比天然水晶約93%ポリエステル樹脂約6.5%顔料等約0.5%
サイルストーンと同様にエンジニアドストーン(もしくはクォーツストーン)と呼ばれる水晶を原材料とした高級人造石は、高い硬度と豊富なデザイン性、低い吸水性と優れたメンテナンス性から、海外のキッチン天板や洗面カウンター・店舗什器などでは最も汎用的に使われている材料のひとつです。
清潔を保つ素材
表面に空隙(微細な穴)が存在しないので、収水率0.02%以下と汚れが染み込みにくく、キッチンワークトップにも安心してお使いいただけます。吸水率(%) メーカー試験値:(水中浸漬:1 週間)
フィオレストーン | 御影石 | 大理石 | 人工大理石 |
< 0.02 | 0.15 | 0.09 | 0.08 |
高い硬度と強度
硬度
モース硬度10 ダイヤモンド
モース硬度7 フィオレストーン
モース硬度6 御影石
モース硬度5 包丁
モース硬度3 大理石
表面のモース硬度が7 のとても硬い素材です。硬い=傷、磨耗に強いということを意味します。ツヤ変化が起こりにくく、美しさが長い間続きます。
長尺対応
原板サイズはT12mm × W1400mm × L3000mm(※写真カウンターサイズはT21mm × W450mm × L3000mm)摩耗量 JIS K 6902 に準拠フィオレストーン/御影石/大理石0.005g/0.02g /0.08g曲げ強度 JIS A 5905 に準拠。フィオレストーン/御影石/大理石41.8Mpa /4.9Mpa /5.8Mpa
人工大理石・人造石・セラミック系
- ホワイト系
- ベージュ・アイボリー系
- 砂目・石目