DANKEカラーシンクの特徴
カラーシンクといえば鋳物ホーロー・陶器製・樹脂製などがありますが、グラス、皿などが破損しやすいなど日本のキッチンワークには向かない欠点もあります。そこでステンレスシンクに特殊セラミックコーティングを施したステンレスカラーシンクとしてCOMOシンクが生まれました。
●ステンレスシンクの弾力性を活かした軽量性を実現
●シンク表面は特殊セラミックコーティング処理によりステンレスより更にに硬い
●鋳物ホーローシンクよりもさらに硬いガラス質
●表面がガラス質のためクリームクレンザーとナイロンタワシで簡単にお手入れ
●ステンレスシンクのようにくもったり黒ずみがない。
●防露処理が標準仕様。
試験 | 内容 | COMO | 鋳物ホーロー | 一般ホーロー |
---|---|---|---|---|
①鋼球落下 | 200gの鋼球を1mの高さより落下 | ◎ | ○ | △ |
②変形強度 | 素地の変異±4mm | ◎ | × | × |
③耐急冷性能 | 水温+100℃に過熱後水中投下 | ◎ | ◎ | ◎ |
④耐熱水溶解性 | 蒸留水 煮沸100時間 | ◎ | × | △ |
⑤常温耐酸性※ | 10%クエン酸 常温15分接触 | ◎ | ◎ | ○ |
⑥常温耐アルカリ※ | 10%炭酸ソーダ 常温15分接触 | ◎ | ◎ | ◎ |
⑦耐酸性煮沸 | 4.0%酢酸 煮沸48時間 | ◎ | △ | × |
⑧耐洗浄剤 | 0.05%NaHO 煮沸48時間 | ◎ | ○ | △ |
⑨耐塩水性 | 3%食塩水 常温96時間浸せき | ◎ | ○ | ○ |
⑩耐摩耗性 | ナイロンタワシ10kg加重10000回往復 | ○ | △ | ○ |
⑪耐汚染性能 | タバコ・ケチャップ・紅しょうが等汚れ | ◎ | ◎ | ◎ |
※スポットテスト ◎:優れる ○:普通 △:やや劣る ×劣る
コモカラーシンク試験方法の詳細
COMOシンクの試験方法はJIS・DIN・CS規格と一致しますが、シンクの過酷な使用条件を考え、更に充分な新しい試験方法で検査されています。安心の「コモ」シンクならでは。
①鋼球落下試験(密着性能試験)
【落下物の衝撃を想定した試験です。】
1辺10cmのテストピースに200gの鋼球を1mの高さから落下させます。一般的なホーロー製品には無い、耐衝撃性を実現しています。
②変形強度試験(密着性能試験)
【ホーロー層の変形に対する強度試験です。】
変形時にホーロー層とステンレス鋼の界面における密着強さを計る試験です。テストピースを金型に設置し、ハンドプレスで鋼板の変位量が4mmになるまでプレスします。ホーロー層の破壊程度を確認します。
③耐急冷性能試験
【急激な温度変化に対する耐久性試験】
テストピースを恒温器で水温100℃に加熱して取り出し後、直ちに水中に投入して急冷し、テストピースの以上をルーペで確認します。
④耐熱水溶解性試験
【お湯に対する耐久性試験】
各種ホーロー製品の性能差を拡大比較する試験として蒸留水の100時間煮沸試験に置き換えてホーロー層の浸食程度、重量減を比較テストします。
⑤常温耐酸性スポット試験
【耐酸性簡易試験】
⑥常温耐アルカリ性スポット試験
【耐アルカリ性簡易試験】
⑦耐酸性煮沸試験
【酸性調味料などに対する耐久性試験】
⑧耐洗浄剤試験
【各種台所用洗剤に対する試験】
⑨耐塩水性試験
【塩分に対する耐久性試験】
⑩耐摩耗性試験
【洗浄用具による摩耗性試験】
⑪耐汚染性試験
【各種調味料に対する汚染性試験】
COMOシンク対応製品は各シンク紹介に記載されています。
COMOシンクの掲載価格には排水セット、防音・水はね処理加工は含まれます。
グルメタイプ凸型シンクにはステンレス製かごが含まれています。
ナイロンたわし磨耗検査機で比較
スコッチブライト研磨粒子つきナイロンたわし)直径7cmの平面に取付、10kgの錘を載せて、スクロール10cm、1回/秒で5000往復します。テストピースは10cmX15cmの平板として、磨耗する減量値を調べる機械です。